今回は33と50の最小公倍数の求め方について解説します。
最初に結論をお伝えすると、33と50の最小公倍数は1650です。
ではどうやって最小公倍数である1650を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
33と50の最小公倍数
33と50の最小公倍数は1650である
33と50の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1650を算出するためには、3つのSTEPをしなければなりません。
- ステップ133の倍数を求める
ステップ1として33の倍数を導き出します。
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165
- STEP250の倍数を求める
次に50の倍数を導き出します。
50の倍数:50, 100, 150, 200, 250
- ステップ333と50の倍数で同じ数字が出るまで計算する
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165, 198, 231, 264, 297, 330, 363, 396, 429, 462, 495, 528, 561, 594, 627, 660, 693, 726, 759, 792, 825, 858, 891, 924, 957, 990, 1023, 1056, 1089, 1122, 1155, 1188, 1221, 1254, 1287, 1320, 1353, 1386, 1419, 1452, 1485, 1518, 1551, 1584, 1617, 1650
50の倍数:50, 100, 150, 200, 250, 300, 350, 400, 450, 500, 550, 600, 650, 700, 750, 800, 850, 900, 950, 1000, 1050, 1100, 1150, 1200, 1250, 1300, 1350, 1400, 1450, 1500, 1550, 1600, 1650
共通の倍数として、初めて1650が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、33と50の最小公倍数は1650となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、33と50で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=33\times 50\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
33と50の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=33\times 50\div 1=1650 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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