ここでは33と56の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に答えを言うと、33と56の最小公倍数は1848です。
ではどうやって最小公倍数である1848を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
33と56の最小公倍数
33と56の最小公倍数は1848である
33と56の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1848を計算するためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- Step133の倍数を求める
まずは33の倍数を計算します。
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165
- Step256の倍数を求める
手順2として56の倍数を求めます。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- STEP333と56の倍数で同じ数字が出るまで計算する
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165, 198, 231, 264, 297, 330, 363, 396, 429, 462, 495, 528, 561, 594, 627, 660, 693, 726, 759, 792, 825, 858, 891, 924, 957, 990, 1023, 1056, 1089, 1122, 1155, 1188, 1221, 1254, 1287, 1320, 1353, 1386, 1419, 1452, 1485, 1518, 1551, 1584, 1617, 1650, 1683, 1716, 1749, 1782, 1815, 1848
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280, 336, 392, 448, 504, 560, 616, 672, 728, 784, 840, 896, 952, 1008, 1064, 1120, 1176, 1232, 1288, 1344, 1400, 1456, 1512, 1568, 1624, 1680, 1736, 1792, 1848
共通の倍数として、初めて1848が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、33と56の最小公倍数は1848となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、33と56で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに使える、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=33\times 56\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
33と56の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=33\times 56\div 1=1848 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
最小公倍数求め方最小公倍数クイズ!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
コメント