ここでは35と43の最小公倍数の求め方を説明します。
最初に答えを言うと、35と43の最小公倍数は1505です。
どのような計算で最小公倍数である1505を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
35と43の最小公倍数
35と43の最小公倍数は1505である
35と43の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1505を導き出すためには、3つの手順を計算する必要があります。
- Step135の倍数を求める
ステップ1として35の倍数を計算します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- 手順243の倍数を求める
次に43の倍数を算出します。
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215
- Step335と43の倍数で同じ数字が出るまで計算する
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280, 315, 350, 385, 420, 455, 490, 525, 560, 595, 630, 665, 700, 735, 770, 805, 840, 875, 910, 945, 980, 1015, 1050, 1085, 1120, 1155, 1190, 1225, 1260, 1295, 1330, 1365, 1400, 1435, 1470, 1505
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215, 258, 301, 344, 387, 430, 473, 516, 559, 602, 645, 688, 731, 774, 817, 860, 903, 946, 989, 1032, 1075, 1118, 1161, 1204, 1247, 1290, 1333, 1376, 1419, 1462, 1505
共通の倍数として、初めて1505が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、35と43の最小公倍数は1505となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、35と43で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=35\times 43\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
35と43の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=35\times 43\div 1=1505 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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