今回は35と45の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
結論だけ言うと、35と45の最小公倍数は315です。
どのようにして最小公倍数である315を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を解説していきます!
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35と45の最小公倍数
35と45の最小公倍数は315である
35と45の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である315を計算するためには、3つの手順が必要です。
- Step135の倍数を求める
まずは35の倍数を算出します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- Step245の倍数を求める
次に45の倍数を導出します。
45の倍数:45, 90, 135, 180, 225
- ステップ335と45の倍数で同じ数字が出るまで計算する
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280, 315
45の倍数:45, 90, 135, 180, 225, 270, 315
共通の倍数として、初めて315が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、35と45の最小公倍数は315となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、35と45で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=35\times 45\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
35と45の最大公約数は5です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=35\times 45\div 5=315 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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