この記事では35と53の最小公倍数を求める計算について紹介します。
先に結論を書くと、35と53の最小公倍数は1855です。
どうやって最小公倍数である1855を求めるのか。
その計算過程を紹介していきます!
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35と53の最小公倍数
35と53の最小公倍数は1855である
35と53の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1855を算出するためには、3つのステップが必要です。
- 手順135の倍数を求める
まずは35の倍数を算出します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- Step253の倍数を求める
次に53の倍数を計算します。
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265
- Step335と53の倍数で同じ数字が出るまで計算する
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280, 315, 350, 385, 420, 455, 490, 525, 560, 595, 630, 665, 700, 735, 770, 805, 840, 875, 910, 945, 980, 1015, 1050, 1085, 1120, 1155, 1190, 1225, 1260, 1295, 1330, 1365, 1400, 1435, 1470, 1505, 1540, 1575, 1610, 1645, 1680, 1715, 1750, 1785, 1820, 1855
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265, 318, 371, 424, 477, 530, 583, 636, 689, 742, 795, 848, 901, 954, 1007, 1060, 1113, 1166, 1219, 1272, 1325, 1378, 1431, 1484, 1537, 1590, 1643, 1696, 1749, 1802, 1855
共通の倍数として、初めて1855が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、35と53の最小公倍数は1855となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、35と53で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=35\times 53\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
35と53の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=35\times 53\div 1=1855 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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