ここでは35と56の最小公倍数の求め方について解説します。
先に結論を書くと、35と56の最小公倍数は280です。
どのような計算で最小公倍数である280を求めるのか。
その方法を解説していきます!
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35と56の最小公倍数
35と56の最小公倍数は280である
35と56の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である280を求めるためには、3つのSTEPを実施していく必要があります。
- ステップ135の倍数を求める
最初の手順として35の倍数を導出します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- Step256の倍数を求める
次に56の倍数を導き出します。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- 手順335と56の倍数で同じ数字が出るまで計算する
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
共通の倍数として、初めて280が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、35と56の最小公倍数は280となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、35と56で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=35\times 56\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
35と56の最大公約数は7です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=35\times 56\div 7=280 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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