このページでは35と63の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
結論だけ言うと、35と63の最小公倍数は315です。
どのような計算で最小公倍数である315を求めるのか。
その計算過程を解説していきます!
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35と63の最小公倍数
35と63の最小公倍数は315である
35と63の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である315を算出するためには、3つのステップを計算する必要があります。
- Step135の倍数を求める
最初に35の倍数を計算します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- 手順263の倍数を求める
次に63の倍数を計算します。
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315
- ステップ335と63の倍数で同じ数字が出るまで計算する
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280, 315
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315
共通の倍数として、初めて315が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、35と63の最小公倍数は315となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、35と63で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=35\times 63\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
35と63の最大公約数は7です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=35\times 63\div 7=315 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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