ここでは35と64の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
最初に結論をお伝えすると、35と64の最小公倍数は2240です。
どのような計算で最小公倍数である2240を求めるのか。
その方法を紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
35と64の最小公倍数
35と64の最小公倍数は2240である
35と64の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2240を求めるためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- ステップ135の倍数を求める
最初に35の倍数を計算します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- Step264の倍数を求める
ステップ2として64の倍数を求めます。
64の倍数:64, 128, 192, 256, 320
- ステップ335と64の倍数で同じ数字が出るまで計算する
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280, 315, 350, 385, 420, 455, 490, 525, 560, 595, 630, 665, 700, 735, 770, 805, 840, 875, 910, 945, 980, 1015, 1050, 1085, 1120, 1155, 1190, 1225, 1260, 1295, 1330, 1365, 1400, 1435, 1470, 1505, 1540, 1575, 1610, 1645, 1680, 1715, 1750, 1785, 1820, 1855, 1890, 1925, 1960, 1995, 2030, 2065, 2100, 2135, 2170, 2205, 2240
64の倍数:64, 128, 192, 256, 320, 384, 448, 512, 576, 640, 704, 768, 832, 896, 960, 1024, 1088, 1152, 1216, 1280, 1344, 1408, 1472, 1536, 1600, 1664, 1728, 1792, 1856, 1920, 1984, 2048, 2112, 2176, 2240
共通の倍数として、初めて2240が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、35と64の最小公倍数は2240となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、35と64で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=35\times 64\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
35と64の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=35\times 64\div 1=2240 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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