本解説では35と80の最小公倍数の求め方を説明します。
先に結論を書くと、35と80の最小公倍数は560です。
どのようにして最小公倍数である560を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を説明します!
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96と64の最小公倍数は?
35と80の最小公倍数
35と80の最小公倍数は560である
35と80の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である560を算出するためには、3つのSTEPをしなければなりません。
- ステップ135の倍数を求める
最初に35の倍数を導き出します。
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175
- ステップ280の倍数を求める
ステップ2として80の倍数を導出します。
80の倍数:80, 160, 240, 320, 400
- Step335と80の倍数で同じ数字が出るまで計算する
35の倍数:35, 70, 105, 140, 175, 210, 245, 280, 315, 350, 385, 420, 455, 490, 525, 560
80の倍数:80, 160, 240, 320, 400, 480, 560
共通の倍数として、初めて560が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、35と80の最小公倍数は560となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、35と80で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=35\times 80\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
35と80の最大公約数は5です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=35\times 80\div 5=560 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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