本解説では36と50の最小公倍数を求める計算について紹介します。
答えを先に言ってしまうと、36と50の最小公倍数は900です。
どうやって最小公倍数である900を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
36と50の最小公倍数
36と50の最小公倍数は900である
36と50の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である900を算出するためには、3つの手順が必要です。
- 手順136の倍数を求める
最初の手順として36の倍数を求めます。
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180
- ステップ250の倍数を求める
手順2として50の倍数を求めます。
50の倍数:50, 100, 150, 200, 250
- ステップ336と50の倍数で同じ数字が出るまで計算する
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180, 216, 252, 288, 324, 360, 396, 432, 468, 504, 540, 576, 612, 648, 684, 720, 756, 792, 828, 864, 900
50の倍数:50, 100, 150, 200, 250, 300, 350, 400, 450, 500, 550, 600, 650, 700, 750, 800, 850, 900
共通の倍数として、初めて900が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、36と50の最小公倍数は900となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、36と50で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=36\times 50\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
36と50の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=36\times 50\div 2=900 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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