本解説では36と84の最小公倍数を求める計算について紹介します。
先に結論を書くと、36と84の最小公倍数は252です。
どのようにして最小公倍数である252を求めるのか。
その手順について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
36と84の最小公倍数
36と84の最小公倍数は252である
36と84の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を求める手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である252を導き出すためには、3つの手順を計算する必要があります。
- 手順136の倍数を求める
まずは36の倍数を導き出します。
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180
- Step284の倍数を求める
2番目の手順として84の倍数を導き出します。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- STEP336と84の倍数で同じ数字が出るまで計算する
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180, 216, 252
84の倍数:84, 168, 252
共通の倍数として、初めて252が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、36と84の最小公倍数は252となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、36と84で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用できる、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=36\times 84\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
36と84の最大公約数は12です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=36\times 84\div 12=252 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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