本解説では36と86の最小公倍数の求め方を説明します。
結論だけ言うと、36と86の最小公倍数は1548です。
どうやって最小公倍数である1548を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
36と86の最小公倍数
36と86の最小公倍数は1548である
36と86の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1548を計算するためには、3つの手順が必要です。
- Step136の倍数を求める
手順1として36の倍数を算出します。
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180
- STEP286の倍数を求める
ステップ2として86の倍数を導出します。
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430
- 手順336と86の倍数で同じ数字が出るまで計算する
36の倍数:36, 72, 108, 144, 180, 216, 252, 288, 324, 360, 396, 432, 468, 504, 540, 576, 612, 648, 684, 720, 756, 792, 828, 864, 900, 936, 972, 1008, 1044, 1080, 1116, 1152, 1188, 1224, 1260, 1296, 1332, 1368, 1404, 1440, 1476, 1512, 1548
86の倍数:86, 172, 258, 344, 430, 516, 602, 688, 774, 860, 946, 1032, 1118, 1204, 1290, 1376, 1462, 1548
共通の倍数として、初めて1548が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、36と86の最小公倍数は1548となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、36と86で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=36\times 86\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
36と86の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=36\times 86\div 2=1548 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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