ここでは39と60の最小公倍数の求め方について解説します。
結論だけ言うと、39と60の最小公倍数は780です。
ではどうやって最小公倍数である780を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
39と60の最小公倍数
39と60の最小公倍数は780である
39と60の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である780を導き出すためには、3つのStepが必要です。
- Step139の倍数を求める
最初の手順として39の倍数を導き出します。
39の倍数:39, 78, 117, 156, 195
- 手順260の倍数を求める
ステップ2として60の倍数を計算します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- 手順339と60の倍数で同じ数字が出るまで計算する
39の倍数:39, 78, 117, 156, 195, 234, 273, 312, 351, 390, 429, 468, 507, 546, 585, 624, 663, 702, 741, 780
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780
共通の倍数として、初めて780が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、39と60の最小公倍数は780となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、39と60で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=39\times 60\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
39と60の最大公約数は3です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=39\times 60\div 3=780 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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