今回は43と53の最小公倍数を求める計算について紹介します。
先に結論を書くと、43と53の最小公倍数は2279です。
どのようにして最小公倍数である2279を求めるのか。
その方法を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
43と53の最小公倍数
43と53の最小公倍数は2279である
43と53の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2279を求めるためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- 手順143の倍数を求める
手順1として43の倍数を計算します。
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215
- 手順253の倍数を求める
次に53の倍数を計算します。
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265
- ステップ343と53の倍数で同じ数字が出るまで計算する
43の倍数:43, 86, 129, 172, 215, 258, 301, 344, 387, 430, 473, 516, 559, 602, 645, 688, 731, 774, 817, 860, 903, 946, 989, 1032, 1075, 1118, 1161, 1204, 1247, 1290, 1333, 1376, 1419, 1462, 1505, 1548, 1591, 1634, 1677, 1720, 1763, 1806, 1849, 1892, 1935, 1978, 2021, 2064, 2107, 2150, 2193, 2236, 2279
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265, 318, 371, 424, 477, 530, 583, 636, 689, 742, 795, 848, 901, 954, 1007, 1060, 1113, 1166, 1219, 1272, 1325, 1378, 1431, 1484, 1537, 1590, 1643, 1696, 1749, 1802, 1855, 1908, 1961, 2014, 2067, 2120, 2173, 2226, 2279
共通の倍数として、初めて2279が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、43と53の最小公倍数は2279となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、43と53で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=43\times 53\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
43と53の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=43\times 53\div 1=2279 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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