本解説では47と60の最小公倍数の求め方を説明します。
先に結論を書くと、47と60の最小公倍数は2820です。
どのような計算で最小公倍数である2820を求めるのか。
そのやり方について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
47と60の最小公倍数
47と60の最小公倍数は2820である
47と60の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2820を算出するためには、3つの手順が必要です。
- STEP147の倍数を求める
手順1として47の倍数を求めます。
47の倍数:47, 94, 141, 188, 235
- 手順260の倍数を求める
手順2として60の倍数を計算します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- STEP347と60の倍数で同じ数字が出るまで計算する
47の倍数:47, 94, 141, 188, 235, 282, 329, 376, 423, 470, 517, 564, 611, 658, 705, 752, 799, 846, 893, 940, 987, 1034, 1081, 1128, 1175, 1222, 1269, 1316, 1363, 1410, 1457, 1504, 1551, 1598, 1645, 1692, 1739, 1786, 1833, 1880, 1927, 1974, 2021, 2068, 2115, 2162, 2209, 2256, 2303, 2350, 2397, 2444, 2491, 2538, 2585, 2632, 2679, 2726, 2773, 2820
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020, 1080, 1140, 1200, 1260, 1320, 1380, 1440, 1500, 1560, 1620, 1680, 1740, 1800, 1860, 1920, 1980, 2040, 2100, 2160, 2220, 2280, 2340, 2400, 2460, 2520, 2580, 2640, 2700, 2760, 2820
共通の倍数として、初めて2820が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、47と60の最小公倍数は2820となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるときには、47と60で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=47\times 60\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
47と60の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=47\times 60\div 1=2820 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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