ここでは51と53の最小公倍数の計算方法について解説します
答えを先に言ってしまうと、51と53の最小公倍数は2703です。
どのような計算で最小公倍数である2703を求めるのか。
その手順について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
51と53の最小公倍数
51と53の最小公倍数は2703である
51と53の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2703を求めるためには、3つの手順が必要です。
- Step151の倍数を求める
手順1として51の倍数を算出します。
51の倍数:51, 102, 153, 204, 255
- STEP253の倍数を求める
次に53の倍数を導き出します。
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265
- ステップ351と53の倍数で同じ数字が出るまで計算する
51の倍数:51, 102, 153, 204, 255, 306, 357, 408, 459, 510, 561, 612, 663, 714, 765, 816, 867, 918, 969, 1020, 1071, 1122, 1173, 1224, 1275, 1326, 1377, 1428, 1479, 1530, 1581, 1632, 1683, 1734, 1785, 1836, 1887, 1938, 1989, 2040, 2091, 2142, 2193, 2244, 2295, 2346, 2397, 2448, 2499, 2550, 2601, 2652, 2703
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265, 318, 371, 424, 477, 530, 583, 636, 689, 742, 795, 848, 901, 954, 1007, 1060, 1113, 1166, 1219, 1272, 1325, 1378, 1431, 1484, 1537, 1590, 1643, 1696, 1749, 1802, 1855, 1908, 1961, 2014, 2067, 2120, 2173, 2226, 2279, 2332, 2385, 2438, 2491, 2544, 2597, 2650, 2703
共通の倍数として、初めて2703が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、51と53の最小公倍数は2703となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるときには、51と53で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使える、最小公倍数の簡単な求め方を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=51\times 53\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
51と53の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=51\times 53\div 1=2703 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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