本解説では51と56の最小公倍数の求め方について解説します。
先に結論を書くと、51と56の最小公倍数は2856です。
どのような計算で最小公倍数である2856を求めるのか。
その計算過程を解説していきます!
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51と56の最小公倍数
51と56の最小公倍数は2856である
51と56の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を計算するStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2856を計算するためには、3つのステップをしなければなりません。
- ステップ151の倍数を求める
手順1として51の倍数を導き出します。
51の倍数:51, 102, 153, 204, 255
- Step256の倍数を求める
2番目の手順として56の倍数を計算します。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- STEP351と56の倍数で同じ数字が出るまで計算する
51の倍数:51, 102, 153, 204, 255, 306, 357, 408, 459, 510, 561, 612, 663, 714, 765, 816, 867, 918, 969, 1020, 1071, 1122, 1173, 1224, 1275, 1326, 1377, 1428, 1479, 1530, 1581, 1632, 1683, 1734, 1785, 1836, 1887, 1938, 1989, 2040, 2091, 2142, 2193, 2244, 2295, 2346, 2397, 2448, 2499, 2550, 2601, 2652, 2703, 2754, 2805, 2856
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280, 336, 392, 448, 504, 560, 616, 672, 728, 784, 840, 896, 952, 1008, 1064, 1120, 1176, 1232, 1288, 1344, 1400, 1456, 1512, 1568, 1624, 1680, 1736, 1792, 1848, 1904, 1960, 2016, 2072, 2128, 2184, 2240, 2296, 2352, 2408, 2464, 2520, 2576, 2632, 2688, 2744, 2800, 2856
共通の倍数として、初めて2856が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、51と56の最小公倍数は2856となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、51と56で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=51\times 56\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
51と56の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=51\times 56\div 1=2856 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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