このページでは56と90の最小公倍数を求める計算について紹介します。
先に結論を書くと、56と90の最小公倍数は2520です。
ではどうやって最小公倍数である2520を求めるのか。
そのやり方について紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
56と90の最小公倍数
56と90の最小公倍数は2520である
56と90の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2520を算出するためには、3つのSTEPが必要です。
- Step156の倍数を求める
最初の手順として56の倍数を導き出します。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- STEP290の倍数を求める
手順2として90の倍数を算出します。
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450
- Step356と90の倍数で同じ数字が出るまで計算する
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280, 336, 392, 448, 504, 560, 616, 672, 728, 784, 840, 896, 952, 1008, 1064, 1120, 1176, 1232, 1288, 1344, 1400, 1456, 1512, 1568, 1624, 1680, 1736, 1792, 1848, 1904, 1960, 2016, 2072, 2128, 2184, 2240, 2296, 2352, 2408, 2464, 2520
90の倍数:90, 180, 270, 360, 450, 540, 630, 720, 810, 900, 990, 1080, 1170, 1260, 1350, 1440, 1530, 1620, 1710, 1800, 1890, 1980, 2070, 2160, 2250, 2340, 2430, 2520
共通の倍数として、初めて2520が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、56と90の最小公倍数は2520となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、56と90で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を簡単に求める方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=56\times 90\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
56と90の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=56\times 90\div 2=2520 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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