この記事では57と84の最小公倍数の求め方について解説します。
先に結論を書くと、57と84の最小公倍数は1596です。
ではどうやって最小公倍数である1596を求めるのか。
その方法を紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
57と84の最小公倍数
57と84の最小公倍数は1596である
57と84の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を導き出すSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1596を導き出すためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- STEP157の倍数を求める
手順1として57の倍数を導出します。
57の倍数:57, 114, 171, 228, 285
- STEP284の倍数を求める
ステップ2として84の倍数を求めます。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- 手順357と84の倍数で同じ数字が出るまで計算する
57の倍数:57, 114, 171, 228, 285, 342, 399, 456, 513, 570, 627, 684, 741, 798, 855, 912, 969, 1026, 1083, 1140, 1197, 1254, 1311, 1368, 1425, 1482, 1539, 1596
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420, 504, 588, 672, 756, 840, 924, 1008, 1092, 1176, 1260, 1344, 1428, 1512, 1596
共通の倍数として、初めて1596が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、57と84の最小公倍数は1596となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、57と84で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用できる、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=57\times 84\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
57と84の最大公約数は3です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=57\times 84\div 3=1596 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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