今回は59と60の最小公倍数の計算方法について解説します
最初に答えを言うと、59と60の最小公倍数は3540です。
どうやって最小公倍数である3540を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
59と60の最小公倍数
59と60の最小公倍数は3540である
59と60の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である3540を求めるためには、3つのステップをしなければなりません。
- Step159の倍数を求める
手順1として59の倍数を算出します。
59の倍数:59, 118, 177, 236, 295
- STEP260の倍数を求める
手順2として60の倍数を求めます。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- Step359と60の倍数で同じ数字が出るまで計算する
59の倍数:59, 118, 177, 236, 295, 354, 413, 472, 531, 590, 649, 708, 767, 826, 885, 944, 1003, 1062, 1121, 1180, 1239, 1298, 1357, 1416, 1475, 1534, 1593, 1652, 1711, 1770, 1829, 1888, 1947, 2006, 2065, 2124, 2183, 2242, 2301, 2360, 2419, 2478, 2537, 2596, 2655, 2714, 2773, 2832, 2891, 2950, 3009, 3068, 3127, 3186, 3245, 3304, 3363, 3422, 3481, 3540
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020, 1080, 1140, 1200, 1260, 1320, 1380, 1440, 1500, 1560, 1620, 1680, 1740, 1800, 1860, 1920, 1980, 2040, 2100, 2160, 2220, 2280, 2340, 2400, 2460, 2520, 2580, 2640, 2700, 2760, 2820, 2880, 2940, 3000, 3060, 3120, 3180, 3240, 3300, 3360, 3420, 3480, 3540
共通の倍数として、初めて3540が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、59と60の最小公倍数は3540となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、59と60で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=59\times 60\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
59と60の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=59\times 60\div 1=3540 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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