ここでは60と68の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
答えを先に言ってしまうと、60と68の最小公倍数は1020です。
ではどうやって最小公倍数である1020を求めるのか。
そのやり方について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
60と68の最小公倍数
60と68の最小公倍数は1020である
60と68の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1020を導き出すためには、3つのステップが必要です。
- STEP160の倍数を求める
最初の手順として60の倍数を導き出します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- ステップ268の倍数を求める
次に68の倍数を導出します。
68の倍数:68, 136, 204, 272, 340
- STEP360と68の倍数で同じ数字が出るまで計算する
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020
68の倍数:68, 136, 204, 272, 340, 408, 476, 544, 612, 680, 748, 816, 884, 952, 1020
共通の倍数として、初めて1020が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、60と68の最小公倍数は1020となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、60と68で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=60\times 68\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
60と68の最大公約数は4です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=60\times 68\div 4=1020 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
最小公倍数求め方最小公倍数クイズ!
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