ここでは60と73の最小公倍数を求める計算について紹介します。
最初に結論をお伝えすると、60と73の最小公倍数は4380です。
どのような計算で最小公倍数である4380を求めるのか。
そのやり方について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
60と73の最小公倍数
60と73の最小公倍数は4380である
60と73の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である4380を導き出すためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- ステップ160の倍数を求める
ステップ1として60の倍数を計算します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- ステップ273の倍数を求める
次に73の倍数を導き出します。
73の倍数:73, 146, 219, 292, 365
- ステップ360と73の倍数で同じ数字が出るまで計算する
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020, 1080, 1140, 1200, 1260, 1320, 1380, 1440, 1500, 1560, 1620, 1680, 1740, 1800, 1860, 1920, 1980, 2040, 2100, 2160, 2220, 2280, 2340, 2400, 2460, 2520, 2580, 2640, 2700, 2760, 2820, 2880, 2940, 3000, 3060, 3120, 3180, 3240, 3300, 3360, 3420, 3480, 3540, 3600, 3660, 3720, 3780, 3840, 3900, 3960, 4020, 4080, 4140, 4200, 4260, 4320, 4380
73の倍数:73, 146, 219, 292, 365, 438, 511, 584, 657, 730, 803, 876, 949, 1022, 1095, 1168, 1241, 1314, 1387, 1460, 1533, 1606, 1679, 1752, 1825, 1898, 1971, 2044, 2117, 2190, 2263, 2336, 2409, 2482, 2555, 2628, 2701, 2774, 2847, 2920, 2993, 3066, 3139, 3212, 3285, 3358, 3431, 3504, 3577, 3650, 3723, 3796, 3869, 3942, 4015, 4088, 4161, 4234, 4307, 4380
共通の倍数として、初めて4380が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、60と73の最小公倍数は4380となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、60と73で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=60\times 73\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
60と73の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=60\times 73\div 1=4380 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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