ここでは60と81の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
最初に結論をお伝えすると、60と81の最小公倍数は1620です。
どのような計算で最小公倍数である1620を求めるのか。
その手順について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
60と81の最小公倍数
60と81の最小公倍数は1620である
60と81の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1620を計算するためには、3つのSTEPを実施していく必要があります。
- STEP160の倍数を求める
まずは60の倍数を導出します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- ステップ281の倍数を求める
ステップ2として81の倍数を計算します。
81の倍数:81, 162, 243, 324, 405
- 手順360と81の倍数で同じ数字が出るまで計算する
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020, 1080, 1140, 1200, 1260, 1320, 1380, 1440, 1500, 1560, 1620
81の倍数:81, 162, 243, 324, 405, 486, 567, 648, 729, 810, 891, 972, 1053, 1134, 1215, 1296, 1377, 1458, 1539, 1620
共通の倍数として、初めて1620が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、60と81の最小公倍数は1620となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、60と81で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=60\times 81\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
60と81の最大公約数は3です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=60\times 81\div 3=1620 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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