今回は60と93の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
先に結論を書くと、60と93の最小公倍数は1860です。
どのような計算で最小公倍数である1860を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を紹介していきます!
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60と93の最小公倍数
60と93の最小公倍数は1860である
60と93の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1860を計算するためには、3つのStepを実施していく必要があります。
- ステップ160の倍数を求める
最初に60の倍数を導出します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- STEP293の倍数を求める
次に93の倍数を導き出します。
93の倍数:93, 186, 279, 372, 465
- Step360と93の倍数で同じ数字が出るまで計算する
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020, 1080, 1140, 1200, 1260, 1320, 1380, 1440, 1500, 1560, 1620, 1680, 1740, 1800, 1860
93の倍数:93, 186, 279, 372, 465, 558, 651, 744, 837, 930, 1023, 1116, 1209, 1302, 1395, 1488, 1581, 1674, 1767, 1860
共通の倍数として、初めて1860が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、60と93の最小公倍数は1860となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、60と93で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用できる、最小公倍数を簡単に求める方法を説明します!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=60\times 93\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
60と93の最大公約数は3です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=60\times 93\div 3=1860 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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