本解説では60と98の最小公倍数の求め方について解説します。
先に結論を書くと、60と98の最小公倍数は2940です。
どのような計算で最小公倍数である2940を求めるのか。
その手順について紹介していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
60と98の最小公倍数
60と98の最小公倍数は2940である
60と98の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するStepを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2940を導き出すためには、3つのStepが必要です。
- ステップ160の倍数を求める
手順1として60の倍数を計算します。
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300
- ステップ298の倍数を求める
2番目の手順として98の倍数を求めます。
98の倍数:98, 196, 294, 392, 490
- ステップ360と98の倍数で同じ数字が出るまで計算する
60の倍数:60, 120, 180, 240, 300, 360, 420, 480, 540, 600, 660, 720, 780, 840, 900, 960, 1020, 1080, 1140, 1200, 1260, 1320, 1380, 1440, 1500, 1560, 1620, 1680, 1740, 1800, 1860, 1920, 1980, 2040, 2100, 2160, 2220, 2280, 2340, 2400, 2460, 2520, 2580, 2640, 2700, 2760, 2820, 2880, 2940
98の倍数:98, 196, 294, 392, 490, 588, 686, 784, 882, 980, 1078, 1176, 1274, 1372, 1470, 1568, 1666, 1764, 1862, 1960, 2058, 2156, 2254, 2352, 2450, 2548, 2646, 2744, 2842, 2940
共通の倍数として、初めて2940が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、60と98の最小公倍数は2940となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、60と98で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=60\times 98\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
60と98の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=60\times 98\div 2=2940 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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