今回は62と84の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
先に結論を書くと、62と84の最小公倍数は2604です。
どのような計算で最小公倍数である2604を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
62と84の最小公倍数
62と84の最小公倍数は2604である
62と84の倍数、最小公倍数を図にすると下記のようになります。
では、具体的に最小公倍数を計算する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2604を求めるためには、3つの手順をしなければなりません。
- Step162の倍数を求める
まずは62の倍数を導き出します。
62の倍数:62, 124, 186, 248, 310
- ステップ284の倍数を求める
2番目の手順として84の倍数を導き出します。
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420
- Step362と84の倍数で同じ数字が出るまで計算する
62の倍数:62, 124, 186, 248, 310, 372, 434, 496, 558, 620, 682, 744, 806, 868, 930, 992, 1054, 1116, 1178, 1240, 1302, 1364, 1426, 1488, 1550, 1612, 1674, 1736, 1798, 1860, 1922, 1984, 2046, 2108, 2170, 2232, 2294, 2356, 2418, 2480, 2542, 2604
84の倍数:84, 168, 252, 336, 420, 504, 588, 672, 756, 840, 924, 1008, 1092, 1176, 1260, 1344, 1428, 1512, 1596, 1680, 1764, 1848, 1932, 2016, 2100, 2184, 2268, 2352, 2436, 2520, 2604
共通の倍数として、初めて2604が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、62と84の最小公倍数は2604となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるときには、62と84で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=62\times 84\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
62と84の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=62\times 84\div 2=2604 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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