この記事では63と67の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
答えを先に言ってしまうと、63と67の最小公倍数は4221です。
どのような計算で最小公倍数である4221を求めるのか。
そのやり方について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
63と67の最小公倍数
63と67の最小公倍数は4221である
63と67の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である4221を計算するためには、3つの手順が必要です。
- 手順163の倍数を求める
ステップ1として63の倍数を算出します。
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315
- Step267の倍数を求める
次に67の倍数を導き出します。
67の倍数:67, 134, 201, 268, 335
- ステップ363と67の倍数で同じ数字が出るまで計算する
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315, 378, 441, 504, 567, 630, 693, 756, 819, 882, 945, 1008, 1071, 1134, 1197, 1260, 1323, 1386, 1449, 1512, 1575, 1638, 1701, 1764, 1827, 1890, 1953, 2016, 2079, 2142, 2205, 2268, 2331, 2394, 2457, 2520, 2583, 2646, 2709, 2772, 2835, 2898, 2961, 3024, 3087, 3150, 3213, 3276, 3339, 3402, 3465, 3528, 3591, 3654, 3717, 3780, 3843, 3906, 3969, 4032, 4095, 4158, 4221
67の倍数:67, 134, 201, 268, 335, 402, 469, 536, 603, 670, 737, 804, 871, 938, 1005, 1072, 1139, 1206, 1273, 1340, 1407, 1474, 1541, 1608, 1675, 1742, 1809, 1876, 1943, 2010, 2077, 2144, 2211, 2278, 2345, 2412, 2479, 2546, 2613, 2680, 2747, 2814, 2881, 2948, 3015, 3082, 3149, 3216, 3283, 3350, 3417, 3484, 3551, 3618, 3685, 3752, 3819, 3886, 3953, 4020, 4087, 4154, 4221
共通の倍数として、初めて4221が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、63と67の最小公倍数は4221となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、63と67で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=63\times 67\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
63と67の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=63\times 67\div 1=4221 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
最小公倍数求め方最小公倍数クイズ!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
コメント