本解説では63と70の最小公倍数の求め方を説明します。
答えを先に言ってしまうと、63と70の最小公倍数は630です。
ではどうやって最小公倍数である630を求めるのか。
その方法を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
63と70の最小公倍数
63と70の最小公倍数は630である
63と70の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である630を計算するためには、3つのSTEPを計算する必要があります。
- Step163の倍数を求める
ステップ1として63の倍数を求めます。
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315
- ステップ270の倍数を求める
2番目の手順として70の倍数を計算します。
70の倍数:70, 140, 210, 280, 350
- STEP363と70の倍数で同じ数字が出るまで計算する
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315, 378, 441, 504, 567, 630
70の倍数:70, 140, 210, 280, 350, 420, 490, 560, 630
共通の倍数として、初めて630が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、63と70の最小公倍数は630となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、63と70で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに使える、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=63\times 70\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
63と70の最大公約数は7です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=63\times 70\div 7=630 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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