今回は63と75の最小公倍数の求め方を説明します。
結論だけ言うと、63と75の最小公倍数は1575です。
どうやって最小公倍数である1575を求めるのか。
その方法を解説していきます!
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63と75の最小公倍数
63と75の最小公倍数は1575である
63と75の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1575を求めるためには、3つの手順が必要です。
- Step163の倍数を求める
最初に63の倍数を求めます。
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315
- ステップ275の倍数を求める
手順2として75の倍数を導き出します。
75の倍数:75, 150, 225, 300, 375
- Step363と75の倍数で同じ数字が出るまで計算する
63の倍数:63, 126, 189, 252, 315, 378, 441, 504, 567, 630, 693, 756, 819, 882, 945, 1008, 1071, 1134, 1197, 1260, 1323, 1386, 1449, 1512, 1575
75の倍数:75, 150, 225, 300, 375, 450, 525, 600, 675, 750, 825, 900, 975, 1050, 1125, 1200, 1275, 1350, 1425, 1500, 1575
共通の倍数として、初めて1575が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、63と75の最小公倍数は1575となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、63と75で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を簡単に求める方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=63\times 75\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
63と75の最大公約数は3です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=63\times 75\div 3=1575 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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