今回は68と71の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
答えを先に言ってしまうと、68と71の最小公倍数は4828です。
どのようにして最小公倍数である4828を求めるのか。
その手順について解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
68と71の最小公倍数
68と71の最小公倍数は4828である
68と71の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出するステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である4828を計算するためには、3つのステップを実施していく必要があります。
- STEP168の倍数を求める
手順1として68の倍数を導き出します。
68の倍数:68, 136, 204, 272, 340
- Step271の倍数を求める
次に71の倍数を導出します。
71の倍数:71, 142, 213, 284, 355
- STEP368と71の倍数で同じ数字が出るまで計算する
68の倍数:68, 136, 204, 272, 340, 408, 476, 544, 612, 680, 748, 816, 884, 952, 1020, 1088, 1156, 1224, 1292, 1360, 1428, 1496, 1564, 1632, 1700, 1768, 1836, 1904, 1972, 2040, 2108, 2176, 2244, 2312, 2380, 2448, 2516, 2584, 2652, 2720, 2788, 2856, 2924, 2992, 3060, 3128, 3196, 3264, 3332, 3400, 3468, 3536, 3604, 3672, 3740, 3808, 3876, 3944, 4012, 4080, 4148, 4216, 4284, 4352, 4420, 4488, 4556, 4624, 4692, 4760, 4828
71の倍数:71, 142, 213, 284, 355, 426, 497, 568, 639, 710, 781, 852, 923, 994, 1065, 1136, 1207, 1278, 1349, 1420, 1491, 1562, 1633, 1704, 1775, 1846, 1917, 1988, 2059, 2130, 2201, 2272, 2343, 2414, 2485, 2556, 2627, 2698, 2769, 2840, 2911, 2982, 3053, 3124, 3195, 3266, 3337, 3408, 3479, 3550, 3621, 3692, 3763, 3834, 3905, 3976, 4047, 4118, 4189, 4260, 4331, 4402, 4473, 4544, 4615, 4686, 4757, 4828
共通の倍数として、初めて4828が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、68と71の最小公倍数は4828となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
簡単に最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、68と71で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに活用できる、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=68\times 71\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
68と71の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=68\times 71\div 1=4828 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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