ここでは9と23の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
結論だけ言うと、9と23の最小公倍数は207です。
どうやって最小公倍数である207を求めるのか。
その方法を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
9と23の最小公倍数
9と23の最小公倍数は207である
9と23の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である207を計算するためには、3つの手順を実施していく必要があります。
- STEP19の倍数を求める
最初に9の倍数を求めます。
9の倍数:9, 18, 27, 36, 45
- 手順223の倍数を求める
手順2として23の倍数を計算します。
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115
- 手順39と23の倍数で同じ数字が出るまで計算する
9の倍数:9, 18, 27, 36, 45, 54, 63, 72, 81, 90, 99, 108, 117, 126, 135, 144, 153, 162, 171, 180, 189, 198, 207
23の倍数:23, 46, 69, 92, 115, 138, 161, 184, 207
共通の倍数として、初めて207が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、9と23の最小公倍数は207となります
以上のように、最小公倍数を求めることができます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、9と23で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=9\times 23\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
9と23の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=9\times 23\div 1=207 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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