毎月分配型の投資信託について、理系投資家がマジメに考えてみる

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こんにちは、理系投資家のKotaです。今日は毎月分配型の投資信託について考えてみようと思います。何かと悪者にされる毎月分配型ですが、一体何が悪いのか、それとも実は良いのか。

 

その辺りを紹介していきます。

 

まずは、毎月分配型について説明し、実際良いのか悪いのか、そのメリットデメリットの順で解説しますのでお楽しみに。

 

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毎月分配型とは|自動で売る投資信託

「毎月分配型」って名前は分かるし、なんとなく仕組みも分かるけど詳しくは知らない。って人が多い商品だと思っています。

 

そもそも毎月分配型とそれ以外の違いは何でしょう。

 

それは「こちらが注文しなくても自動で決まった額だけ売る」仕組みが備わっているか、いないかです。

 

普通は値段を見て、「おっ!今なら利益が出るぞ〜」と思って売ったり、「あ〜下がる一方だあああ」って損切りしたりするんですね。ですが毎月分配型は違います。

 

投資信託の一部を機械的に売却する仕組み

毎月分配型は「今月も15日になりました。60円売ります。」と機械的に売っているのです。60円って言うのは1口あたりなので、1000口持っていれば6万円売ることになります。

 

「毎月分配」と言う言葉に騙されがちですが、分配されているのはあなたの大事な資産です。しかも分配と言うか売ってるのです。

 

「でも買っていた口数は変わらないよ??」

 

確かに口数は変わりません。ですが、分配されると基準価格(投資信託の株価)が、上の例で行くと60円下がります。

 

つまり、分配されただけ価値が下がっているのです。ってことは結局売っていることと同じになります。

 

そしてここがすごく大事ですが、買った投資信託が利益を出していても、損失を出していても勝手に一部を売ってしまいます。そう言う決まりなので。そして売却によって、利益もしくは損失を確定して得られたお金を「分配金」と呼んでいるだけなんですね。

 

銀行などは「年金の代わりになる」「給料の足しになる」と説明されており、下がった場合は「話が違う!」と悪役になってしまうのが毎月分配型の実態なのです。

 

では実際のところ収入源になるか考えてみましょう。

毎月分配型は収入源にはならない

まあ、収入源にはなりません。笑

 

毎月分配型は結果的に貯金切り崩してるような感じになります。収入源にするなら、それなりの額を投入しないといけません。

 

それなりの額を投資信託に入れて、収入源化を狙うならばアメリカの債券でも買って年利2.5%で回したいとこです。2.5%でも元本が大きければ結構な収入になりますからね。

 

あとはインデックスの投資信託を買っておいて、お金が必要になった時に、必要になっただけ売れば良いと思う次第です。

インデックスの投資信託??って方はこちらの記事をどうぞ

積立投資の複利運用で1割の勝者になる、投資初心者でも資産運用
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じゃあ毎月分配型は買う意味ないの?ってなりますよね。もしくは、売り時を考えなくて良いから、メンドくさがり屋には良いんじゃない??って意見も出てくるのではないでしょうか。

 

ここからはメリットとデメリットを紹介します。

毎月分配型のメリット

ではメリットを2つあるので見てみましょう。

1回買えば売り時を考えなくて良い

まあ、このメリットが最大かなと思います。売り時ってのは投資する上ではものすごく難しいのです。損が出てもなかなか損切りできないし、利益が出ても「まだ上がるんじゃないか・・・」って売れないんですな。

 

これは人間の欲が邪魔してる結果です。投資する前に自分なりのルールを決めたとしても、なかなか守れないのが人間です。

 

なので売り時を考えなくて良いって言うのはすごくメリットです。

 

それに売り時を考えるってことは、株価をジーっと見ておかなければなりません。日常生活を投資に浸食されると本末転倒なので、このメリットは強いかなあと

 

貯金を切り崩すより気持ちが楽

取って付けたようなメリットですね。笑

 

貯金だと減る一方ですが、投資信託を買っているので運用が成功していれば、使っても減らない打ち出の小づちになります。

 

まあ、なかなか運用がうまくいかないのが厳しいとこっすね。

毎月分配型のデメリット

デメリットも2つほどあります。

複利効果が得られない

投資をする上で一番味方に付けたいのは「時間」です。複利効果ってのは恐ろしいほどすごく、年利6-8%だと10年で資産は倍になります。(ザッと計算です。)

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20年で4倍、30年で8倍になります。100万円投資していれば、1000万円弱も貯まることになるのです。

 

毎月分配型はこの複利効果を得ることができません。なぜなら「複利を生む前に勝手に売られてしまうから」

 

つまり複利ではなく、単利の利益しか得られなくなります。上の例で行くと、年間8万円もらえるだけになり、30年の利益は240万円となります。

 

これはさすがにもったいない!普通の投資信託を買って、複利効果を狙いましょう。必要なだけの現金を適宜売却して手に入れましょう。

信託報酬がとても高い

簡単に言うと手数料がすごく高い。年に1%以上の手数料を取られていたのでは、たまったもんではないです・・・

 

毎月分配型はアクティブ運用が基本なので、インデックスより高く付くのです

 

信託報酬って詳しく知らないなぁって方は「投資信託の選び方 -初心者でも分かる3つの基準とは-」をどうぞ!

まとめ|毎月分配型は買わなくて良いかな・・・

それではまとめましょう。

  • 毎月分配型は自動的に売る仕組みを持った投資信託
  • 売り時を考えなくて良いメリットは確かにある
  • が、複利効果を得られないのは痛い
  • しかも手数料が高い・・・

よって買う価値はそんなに無いかなあってのが結論です。

じゃあ何買ったら良いの?って方は「投資信託を買う前に読むべき本3冊、これを読むだけで投資の達人」をどうぞ!

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