負の数とは、0より小さい数のことです。数字の前にマイナス記号(-)をつけて表します。例えば、-5、-12、-3 はすべて負の数です。
今回は、負の数とは何か、整数や自然数、正の数との違いを解説します。
負の数とは?
負の数とは、0より小さい数のことで、数直線の0より左側にあります。

正の数と区別するために、負の数は数字の前にマイナス記号(-)をつけて表します。
例:-2, -4, -8
負の数と正の数、自然数、0整数の違い

負の数は0より小さい数ですが、正の数は0より大きい数です。自然数は正の数の中でも整数、つまり正の整数のことを指しています。
0は正の数でも負の数でもなく、整数の仲間です。
負の数は整数以外にも使える?
負の数は、整数以外にも小数、または分数で使えます。
たとえば、-8、-0.5、および-3/4 はすべて負の数です。
また負の数は使う数値によって、負の整数、負の小数、または負の分数と言うこともできます。
負の数は何に使われる?
負の数は、0以下の数値を表すのに使うのが一般的です。
温度や借金などの値を表すためによく使われます。
例えば、外の気温が-10度なら、0℃より低い氷点下であることを意味します。
1000円の借金をした人が500円しか返していなければ、その人は-500円持っていることになるのです。
負の数の計算
負の数は、足し算、引き算、掛け算、割り算などの、数学の演算でも使うことができます。
負の数を扱うときは、掛け算と割り算では符号が変わることを覚えておきましょう。
例えば$(-2)\times 4$ という式では、負の数 × 正の数で答えは負の数になります。
例: $(-2)\times 4 =-8$
負の数 × 負の数が正の数になることも覚えておくことが重要です。
例: $(-3)\times(-3)=9$
正負の数のよくある質問

- Q負の数とは何ですか?
- A
負の数とは、0より小さい数で、マイナス記号(-)で表されます。例えば、-5、-12、-3はすべて負の数です。
- Q負の数は日常生活でどのように使われるのですか?
- A
負の数は、日常生活で0度以下の値を表すのに使われます。例えば、温度、借金などです。
- Q負の数は掛け算や割り算で符号が変わりますか?
- A
変わります。負の数と正の数の積(商)は負の数になります。負の数と負の数の積(商)は正の数になります。
- Q負の数は分数で使用できますか?
- A
はい、分数には負の数を使うことができます。たとえば、-3/4のように使えます。負の分数を使うときは、負の符号は分子だけでなく、分数全体に適用されることを覚えておくことが大切です。
- Q負の数と正の数の比較は?
- A
負の数は0より小さく、正の数は0より大きいです。例えば、-5は0より小さく、5は0より大きいです。正の数と負の数を比較する場合、常に負の数の方が小さくなります。たとえば、-5 は 4 より小さく、-12 は 7 より小さいです。
負の数まとめ
負の数について説明しました。
負の数とは、0より小さい数で、マイナス記号(-)で表されます。
ゼロ以下の温度、借金などの値を表すのによく使われます。負の数は、足し算、引き算、掛け算、割り算などの数学の演算に使うことができます。
負の数は掛け算や割り算で符号が変わることをしっかり覚えておきましょう。
最初は混乱するかもしれませんが、練習を重ね、負の数を扱うルールをしっかり理解すれば、負の数は数学や日常生活で問題を表したり解いたりするのに便利なツールになりますよ!
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