【微分】cos^3 x (コサイン3乗x)|合成関数の微分法

今回は\(\cos^3 x\)を微分します。
具体的には下記の式を証明します。

$$(\cos^3 x)’=3\cos^2 x \sin x$$

\(\cos^3 x\)の微分は「合成関数の微分法」を使って微分します。
最初に微分の計算をして、後半で微分に使った、合成関数の微分法やその他公式を解説していきます。

トムソン
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\(\cos^3 x\)の微分

では微分していきます。

合成関数の微分法を使った微分

\(y=\cos^3 x\)で\(\cos x=u\)とおくと、\(y=u^3\)となる。

ここで、

$$\displaystyle \frac{dy}{du}=3u^2,\ \displaystyle \frac{du}{dx}=-\sin x$$

である。
以上より、合成関数の微分法を用いると、

\begin{eqnarray}
\displaystyle \frac{dy}{dx}
&=&\displaystyle \frac{dy}{du}\displaystyle \frac{du}{dx}\\
&=& 3u^2\cdot (-\sin x)\\
&=& -3 \cos^2 x\sin x\end{eqnarray}


微分の計算は以上です。
ここからは微分の際に使った計算方法について下記の5点解説していきます。
(下記をクリックすると、該当箇所まで飛べます。)

  1. 合成関数の微分法
  2. 微分|\(\cos x)’=-\sin x\)

解説1|合成関数の微分法

合成関数の微分法は、簡単に言うと「関数全体と関数の中に分けて微分する方法」です。

合成関数の微分法は、\(f'(g(x))\)を微分する方法です。
\(g(x)=u\)とおいて、微分を下記の式のように変形します。

$$\displaystyle \frac{dy}{dx}=\displaystyle \frac{dy}{du}\displaystyle \frac{du}{dx}$$

言葉だと難しいので、具体的にみていきましょう。

合成関数の微分法の証明はこちらで解説してあります。


【例題】

\(y=(4x^2+5x-3)^6\)を微分せよ

【解答】

\(4x^2+5x-3=u\)とすると、\(y=u^6\)とおくことができる。

ここで、\(\displaystyle \frac{dy}{du}=(u^6)’=6u^5\)である。
また、\(\displaystyle \frac{du}{dx}=(4x^2+5x-3)’=8x+5\)である。

以上より、

\begin{eqnarray}
\displaystyle \frac{dy}{dx} &=& \displaystyle \frac{dy}{du}\displaystyle \frac{du}{dx}\\\\
&=& 6u^5 \cdot (8x+5) \\
&=& 6(4x^2+5x-3)^5(8x+5) \end{eqnarray}

と計算できる。


今回のテーマである\(\cos^3 x\)の微分だと、\(u=\cos x\)とおいて計算しています。
1度で理解できなかったら、何度でも読み返しましょう。

解説2|\((\cos x)’=-\sin x\)

\((\cos x)’=-\sin x\)の証明については下記の記事で紹介しています。
三角関数の基礎的な微分になります。
マイナスがつく理由も解説しており、覚えておいて損はありませんよ!

>>\(\cos x)’=-\sin x\)の解説<<

\(\sin^3 x\)の微分は以上です!

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