2の60乗の値と桁数の計算手法【簡単】

2の60乗を計算した答えは、1152921504606846976になります。

式にするとこうなります。

$$2^{60}=1152921504606846976$$

また、$2^{60}$は19桁です。

ここでは$2^{60}$の計算方法と、$2^{60}$の桁数の値の求め方を解説していきます。

2の60乗の計算

2の60乗は単純に、2を60回掛けた値です。

計算法としては、基本的には掛け算するしか方法はありません。

あとは、google検索が使えます。

1例を挙げてみます。googleで「14の21乗」と検索すると、計算機が出てきて答えを教えてくれます。
>>検索のリンク<<

このように累乗の計算は大変なので、計算結果が何桁になるかだけ求めることもあります。

次は$2^{60}$の桁数を求めてみましょう。

2の60乗の桁数

$2^{60}$を計算すると、19桁の数字になります。

2の60乗の桁数を求める

実際に求めてみましょう。

2の60乗の常用対数を計算しましょう。

\begin{eqnarray}
\log_{10}2^{60}&=&60 \log_{10}2\\
&=&60\times 0.301\cdots\\
&=&18.061
\end{eqnarray}

つまり、
$2^{60}=10^{18.061}$と言えるので、$2^{60}$は19桁だと分かります。

桁数の求め方

$2^{60}$の桁数を求めるには、常用対数を使います。

常用対数を使うことで、10の何乗であるかを計算できるため、桁数がわかるのです。

例えば$10^1=10$なので2桁です。
一方で$10^2=100$なので3桁になります。

つまり、$10^a$は$10+1$桁となります。
もし、$a$が小数だった場合は整数部に1を加えた桁数となります。

$a=11.34$なら12桁となります。

累乗の大小クイズ