今回は4つの連比の計算方法を解説します!
例題を通して解説するので、とてもわかりやすいですよ。
3つの場合を理解していないのであれば、まずは3つを確認してください!
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目次
4つの連比の計算方法
4つの連比の計算方法を解説します。
【例題】
\(A:B=3:5\)、\(B:C=6:1\)、\(C:D=10:7\)のとき、\(A:B:C:D\)をできるだけ簡単な整数比で表しなさい。
4つの連比の場合は、2ステップに分ける方法がおすすめです。
- \(A:B:C\)を計算
- \(A:B:C\)と\(C:D\)で\(A:B:C:D\)を計算
まずは\(A:B:C\)を計算しましょう。
ステップ1|A:B:Cの計算
これは3つの連比を解く方法で、\(B\)の\(5\)と\(6\)に注目します。
最小公倍数は\(30\)なので、\(A:B\)を\(6\)倍して、\(B:C\)を\(5\)倍します。
$$A:B=18:30$$
$$B:C=30:5$$
以上より、\(A:B:C=18:30:5\)となります。
ステップ2|A:B:C:Dを求める
次に\(A:B:C=18:30:5\)と\(C:D=10:7\)を使って\(A:B:C:D\)を求めます。
今回注目するのは\(C\)の値です。\(5\)と\(10\)なので最小公倍数は\(10\)です。
\(A:B:C=18:30:5\)は2倍して、\(C:D=10:7\)は1倍(そのまま)にします。
$$A:B:C=36:60:10$$
以上より、\(A:B:C:D=36:60:10:7\)だとわかりました。
今回の方法を用いることで、連比が5つ6つと増えていっても同じように計算することができます!
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