小学校で習う図形ですが、基本となるのが『真っ直ぐな線』です。
今回はそんな、まっすぐな線の解説です!
直線・半直線・線分は『まっすぐな線』ですが、表しているものが違います。

この違いを知らないと解けない問題はほとんどありません。
しかし、証明問題などで間違った使い方をすると減点される可能性もあります。
問題文を読み間違えることもあると思います。

トムソン
では違いと使い分けを、詳しく解説していきましょう!
直線・半直線・線分の違い

点Aと点Bがあったとき、
- どこまでも続くのが直線ABです。
- 片方はAまで、片方はどこまでも続くのが半直線ABです。(片方がBまででもOK)
- 片方はAまで、片方はBまでで途切れるのが線分ABです。
一度まとめましょう!
直線・半直線・線分の違い
直 線:両方の端っこがどこまでも続く
半直線:片方の端っこがどこまでも続く
線 分:両方の端っこが止まっている
図にするとこんな感じです。

半直線の注意点
直線は直線ABでも直線BAでも同じ意味です。
これは線分でも同じで、線分ABと線分BAは同じ線を表します。
しかし、半直線は注意が必要です!
半直線ABと半直線BAは違う線を表すからです。

半直線ABはAから始まって、Bを通り過ぎてどこまでも。
半直線BAはBから始まって、Aを通り過ぎてどこまでも。
ここだけ注意しましょう!
直線・半直線・線分の使い分け
ここまで直線・半直線・線分の違いを見てきましたが、使い分けについて簡単に解説して終わりたいと思います。
1番使うのは三角形の辺を表すときかなと思います。
例えば、三角形ABCがあったとき、線分ABとは言いますが、直線ABとは言いません。
それは、三角形の辺は点で止まるからです。

直線・半直線・線分の違いは重要
ここまで直線・半直線・線分の違いを見てきました。
まとめるとポイントは2つです!
- 直線と線分の違いはしっかり理解する!
- 半直線ABと半直線BAの違いも理科する!
となります。

トムソン
証明問題でせっかく理解していたのに減点されてしまわないように、今のうちに覚えてしまいましょう!とは言っても、違いがあることが分かっていればOKですよ。
お気軽にコメントください! 質問でも、なんでもどうぞ!