今回は足し算の筆算を解説していきます!
筆算はとても便利な方法で、大きな数を計算する際に使われます。
しかし、理解するまでが難しく、つまづいてしまうお子さんが多いのも事実です。
今回は、足し算の筆算の計算手順を解説し、お金を使った繰り上がりの簡単な教え方も紹介していきます!
目次
足し算の筆算の計算方法
まずは足し算の筆算の計算方法を解説します。
試しに、\(54+29=83\)を筆算で計算してみましょう。
\begin{array}{r}
54 \\[-3pt]
\underline{+\phantom{0}29}\\[-3pt]
83 \\[-3pt]
\end{array}
計算手順をより詳しく説明します。
筆算の計算手順
- 1の位で\(4+9=13\)を計算
- 1の位に\(3\)と繰り上がりの\(1\)を記入
- \(1+5+2=8\)を計算
- \(10\)の位に\(8\)を記入
冒頭でも話した通り、この繰り上がりを理解するのが難しいお子さんが多いです。
そこで簡単に理解できる方法がお金で教える方法です。
筆算の繰り上がりをお金を使って教える
筆算をお子さんに教えるときに、お金で教える方法はとっても便利でわかりやすいです。
例えば、先ほどの\(54+29\)で考えてみましょう。
図にすると↑のような感じです。
実際に教える際は、本物の小銭を出してもいいでしょう。
お金を使った筆算の計算順序
実際の計算順序はこんな感じです。
計算順序
- 1円を10枚集めて繰り上がりにする
- 残った1円玉を結果の線の下に降ろす
- もともとあった10円玉と繰り上がりの10円玉を下に降ろす
- 10円玉が8枚で1円玉が3枚なので答えは83円
と言った感じです。
トムソン
この方法なら無理なく繰り上がりを教えることができます。そして、100の位が登場しても100円玉が使えるので、応用も可能です!引き算でも使えますね。ぜひ試してみてください。
足し算の筆算は便利で簡単
足し算の筆算の解説をしてきました。
ポイントは2つです。
- 筆算は便利だから絶対理解した方がいい!
- 教えるときはお金を使うとわかりやすい。
今回は以上です!
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