みなさん、算数や数学の授業で「公倍数」って聞いたことがありますか?
ちょっと難しそうな言葉ですが、実は簡単なルールを覚えれば誰でも理解できます!今日はその「公倍数」について、わかりやすく説明していきます。
目次
倍数ってなに?
まずは「倍数」についておさらいしてみましょう。
倍数とは、ある数を何回か掛けたときに出てくる数のことです。
たとえば、2の倍数は次のようになります。
- 2 × 1 = 2
- 2 × 2 = 4
- 2 × 3 = 6
- 2 × 4 = 8
- 2 × 5 = 10
- 2 × 6 = 12
- …
このように、2、4、6、8、10…と続く数が「2の倍数」です。
公倍数ってどういう意味?
次に、「公倍数」について説明します。
公倍数とは、2つ以上の数に共通する倍数のことです。
たとえば、「3」と「4」の公倍数を探してみましょう。
- 3の倍数:3, 6, 9, 12, 15, 18, …
- 4の倍数:4, 8, 12, 16, 20, 24, …
3の倍数と4の倍数を比べてみると、どちらにも「12」という数が出てきますよね。これが「3」と「4」の公倍数です!
他にも公倍数がありますが、一番小さい公倍数のことを「最小公倍数」といいます。今回の例だと、「12」が3と4の最小公倍数です。
公倍数を見つける練習
では、もう少し練習してみましょう!今度は「6」と「8」の公倍数を探してみます。
- 6の倍数:6, 12, 18, 24, 30, 36, …
- 8の倍数:8, 16, 24, 32, 40, 48, …
これを見比べると、「24」が6と8の公倍数で、最小公倍数でもあります。
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まとめ
公倍数とは、2つ以上の数に共通する倍数のことです。そして、その中でも一番小さい数を「最小公倍数」といいます。
公倍数を見つけるコツは、まず各数の倍数を順番に書き出して、共通する数を探すことです。
算数や数学の問題では、この公倍数が登場することがよくあります。しっかり理解しておくと、問題を解くのがもっと楽しくなりますよ!


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