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「負の数」ってなに?初めて学ぶためのガイド

中学数学で初めて「負の数」に出会うと、少し戸惑うかもしれません。

「負の数」って一体何なの?どうやって使うの?そんな疑問を解決するために、今回は「負の数」についてわかりやすく説明します。

目次

負の数とは?

まず、負の数」とは、0より小さい数のことです。

たとえば、-1(マイナス1)や-5(マイナス5)、-10(マイナス10)などが負の数です。正の数(1、2、3など)と違って、負の数は「-(マイナス)」の記号がついています。

なぜ負の数が必要なの?

「0より小さい数なんて必要なの?」と思うかもしれません。でも、日常生活の中で使われることがあります。

たとえば、冬になると、「今日はマイナス5度だよ!」なんて聞いたことがありませんか?温度計には0度よりも低い温度が存在しますよね。

このように、負の数は日常生活で使われることがありますが、「りんごが2個」のように目に見える数ではないので、理解することが少し難しいところもあります。

数直線で見てみよう

正の数と違って負の数は目に見える数ではないのですが、負の数を視覚的に理解するために、数直線を使ってみましょう。数直線は、数を左から右に向かって並べた直線です。

0を基準に、左に行くと負の数、右に行くと正の数が並んでいます。

数直線で見ると、負の数は0より左側にあることがわかります。

数直線で見ると、「-1」というのは左に1目盛り進んだところ、「1」というのは右に1目盛り進んだところを意味します。

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負の数の基本ルール

負の数を使うときに知っておくべき基本的なルールがあります。

  1. 負の数同士を足す
    • たとえば、「(-2) + (-3)」はどうなるでしょうか?これは、数直線で見ると、「-2」は0から左に2目盛り進んだところで、-3を足すというのはここから更に左に3目盛り進めるという意味です。結果は「-5」になります。
  2. 負の数を引く
    • 「(-4) – (-2)」のように、負の数を引くときは注意が必要です。この場合、引く数字の前にあるマイナス符号が逆転してプラス符号となり(「-4 + 2」)、結果は「-2」となります。
    • 数直線で見ると、「-4」は0から左に2目盛り進んだところで、「(-2)を引く」というのはここから「右に」2目盛り進めるという意味です。
  3. 負の数の掛け算・割り算
    • 負の数を掛けたり割ったりすると、結果はどうなるでしょうか?たとえば、「-3 × 2」は「-6」となり、負のままです。しかし、負の数同士を掛けると「(-2) × (-3) = 6」と正の数になります。

負の数同士の掛け算については「負の数の掛け算をわかりやすく解説!なぜ「負×負=正」になるの?」を参考にしてみてください。

まとめ

負の数は、0より小さい数を表すために使われ、日常生活でもよく見かけるものです。

数直線を使って視覚的に理解したり、基本的なルールを押さえることで、負の数が何なのか、どのように使うのかをしっかり理解することができます。

負の数の概念をマスターすれば、これからの数学の学習がさらにスムーズに進むはずです。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、少しずつ練習していきましょう!

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