みなさん、算数や数学の授業で「公約数」って言葉を聞いたことがありますか?
「公約数」も一見すると難しそうに見えますが、実はシンプルな考え方です。今回は「公約数」について、わかりやすく説明していきます。
目次
約数ってなに?
まずは「約数」について説明します。
「約数」とは、ある数を割り切ることができる数のことです。
たとえば、「12」の約数を考えてみましょう。
- 12 ÷ 1 = 12
- 12 ÷ 2 = 6
- 12 ÷ 3 = 4
- 12 ÷ 4 = 3
- 12 ÷ 6 = 2
- 12 ÷ 12 = 1
この結果から、1、2、3、4、6、12が「12の約数」ということがわかります。
公約数ってどういう意味?
次に、「公約数」について説明します。
「公約数」とは、2つ以上の数に共通する約数のことです。
たとえば、「18」と「24」の公約数を探してみましょう。
まずは、各数の約数を見てみます。
- 18の約数:1, 2, 3, 6, 9, 18
- 24の約数:1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 24
これを比べてみると、1, 2, 3, 6がどちらにも共通する約数であることがわかります。これが「18」と「24」の公約数です!
その中で、一番大きい公約数を「最大公約数」といいます。この場合、最大公約数は「6」です。
公約数を見つける練習
では、もう少し練習してみましょう!今度は「30」と「45」の公約数を探してみます。
- 30の約数:1, 2, 3, 5, 6, 10, 15, 30
- 45の約数:1, 3, 5, 9, 15, 45
1、3、5、15が両方の数に共通する約数で、最大公約数は「15」です。
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まとめ
公約数とは、2つ以上の数に共通する約数のことです。
そして、その中でも一番大きい数を「最大公約数」といいます。公約数を見つけるコツは、まず各数の約数を順番に書き出して、共通する数を探すことです。
公約数は、問題を解く際にとても役立ちます。しっかり理解しておくと、算数や数学の問題を解くときにもっとスムーズに進められるようになりますよ!
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