本記事では10と12の最小公倍数を求める計算について紹介します。
結論だけ言うと、10と12の最小公倍数は60です。
どうやって最小公倍数である60を求めるのか。
その手順について説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
10と12の最小公倍数
10と12の最小公倍数は60である
10と12の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を算出するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である60を求めるためには、3つのステップをしなければなりません。
- Step110の倍数を求める
手順1として10の倍数を算出します。
10の倍数:10, 20, 30, 40, 50
- 手順212の倍数を求める
次に12の倍数を導き出します。
12の倍数:12, 24, 36, 48, 60
- ステップ310と12の倍数で同じ数字が出るまで計算する
10の倍数:10, 20, 30, 40, 50, 60
12の倍数:12, 24, 36, 48, 60
共通の倍数として、初めて60が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、10と12の最小公倍数は60となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるためには、10と12で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=10\times 12\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
10と12の最大公約数は2です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=10\times 12\div 2=60 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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