このページでは、cos 51° = 0.62932…を算出する手法について説明します。
三角関数表の中のコサイン(cos)の表について、値の求める方法を明らかにしていきます。
コサインの表とは下記のような表のことです。
| 角度 | 値 | 角度 | 値 |
|---|---|---|---|
| cos1° | 0.999847 | cos2° | 0.99939 |
| cos3° | 0.998629 | cos4° | 0.997564 |
| ・・・ | ・・・ | ||
| cos30° | $\displaystyle \frac{\sqrt{3}}{2}$ | cos45° | $\displaystyle \frac{1}{\sqrt{2}}$ |
| cos60° | $\displaystyle \frac{1}{2}$ | cos90° | 0 |
数学の解説などの最後にある三角関数表(コサイン表)ですが、どうやって算出したのでしょうか。
本解説では、cos51°の算出方法解説です。
$$\cos 51°=0.62932…$$
cos 51° を10桁確認
唐突ではありますが、cos 51°を10桁書いてみましょう!$$\cos 51° = 0.629320391 \cdots$$となります。
コサインの表に記載されたこの値を求めていきましょう。
cos51°の値を明らかにする
三角関数表を活用せずにcos51°の値を計算するやり方は比較的に簡単に求められるものが3つあります。
1の手法は、定規を使うため正確な値を計算できず、出てくる値は近似値になります。
2の手法だと、計算過程が大変になり、虚数まで出てくるためおすすめできません。
そこで今回は3つ目のマクローリン展開を使うやり方を紹介します。
マクローリン展開でcos51°を求める
マクローリン展開によって、下記の式で\(\cos x\)を求めることができます。
$$\cos x = x-\displaystyle \frac{x^3}{3!}+\displaystyle \frac{x^5}{5!}-\displaystyle \frac{x^7}{7!}\cdots\\$$
簡単に言うと、\(\cos x\)の\(x\)が分かれば\(\cos x\)の値を明らかにすることができるのです。
マクローリン展開を聞いたことがなくても、式だけ分かれば大丈夫ですよ。
xには弧度法を使う
ただし注意点として\(x\)には弧度法を入れる必要があります。
弧度法の角度は下記の式で求めることができます。
$$弧度法=\displaystyle \frac{\pi}{180}\times 51°$$
この式を計算すると、
$弧度法=0.890117…$となります。
この値をマクローリン展開の\(x\)に代入すると、\(\cos 51°\)を求められます。
$$\cos 51° = 0.62932…$$

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