本解説では30と53の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
結論だけ言うと、30と53の最小公倍数は1590です。
どうやって最小公倍数である1590を求めるのか。
その方法を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
30と53の最小公倍数
30と53の最小公倍数は1590である
30と53の倍数、最小公倍数をまとめると図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を求めるステップを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1590を求めるためには、3つのステップが必要です。
- 手順130の倍数を求める
ステップ1として30の倍数を求めます。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- ステップ253の倍数を求める
2番目の手順として53の倍数を計算します。
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265
- Step330と53の倍数で同じ数字が出るまで計算する
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270, 300, 330, 360, 390, 420, 450, 480, 510, 540, 570, 600, 630, 660, 690, 720, 750, 780, 810, 840, 870, 900, 930, 960, 990, 1020, 1050, 1080, 1110, 1140, 1170, 1200, 1230, 1260, 1290, 1320, 1350, 1380, 1410, 1440, 1470, 1500, 1530, 1560, 1590
53の倍数:53, 106, 159, 212, 265, 318, 371, 424, 477, 530, 583, 636, 689, 742, 795, 848, 901, 954, 1007, 1060, 1113, 1166, 1219, 1272, 1325, 1378, 1431, 1484, 1537, 1590
共通の倍数として、初めて1590が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、30と53の最小公倍数は1590となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を求めるためには、30と53で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=30\times 53\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
30と53の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=30\times 53\div 1=1590 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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