本解説では30と54の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
最初に結論をお伝えすると、30と54の最小公倍数は270です。
どのようにして最小公倍数である270を求めるのか。
その計算過程を説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
30と54の最小公倍数
30と54の最小公倍数は270である
30と54の倍数、最小公倍数を図にしたので確認してみましょう。。
では、具体的に最小公倍数を計算する手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である270を計算するためには、3つのSTEPを計算する必要があります。
- STEP130の倍数を求める
手順1として30の倍数を導き出します。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- Step254の倍数を求める
手順2として54の倍数を算出します。
54の倍数:54, 108, 162, 216, 270
- Step330と54の倍数で同じ数字が出るまで計算する
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270
54の倍数:54, 108, 162, 216, 270
共通の倍数として、初めて270が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、30と54の最小公倍数は270となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
簡単に最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、30と54で同じ倍数を見つけるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに使っていただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=30\times 54\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
30と54の最大公約数は6です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=30\times 54\div 6=270 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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