今回は30と59の最小公倍数の求め方を説明します。
結論だけ言うと、30と59の最小公倍数は1770です。
どのような計算で最小公倍数である1770を求めるのか。
最大公約数を求める具体的なやり方を説明します!
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30と59の最小公倍数
30と59の最小公倍数は1770である
30と59の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出す手順を見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1770を算出するためには、3つのSTEPが必要です。
- STEP130の倍数を求める
最初の手順として30の倍数を導出します。
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150
- STEP259の倍数を求める
手順2として59の倍数を導き出します。
59の倍数:59, 118, 177, 236, 295
- ステップ330と59の倍数で同じ数字が出るまで計算する
30の倍数:30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270, 300, 330, 360, 390, 420, 450, 480, 510, 540, 570, 600, 630, 660, 690, 720, 750, 780, 810, 840, 870, 900, 930, 960, 990, 1020, 1050, 1080, 1110, 1140, 1170, 1200, 1230, 1260, 1290, 1320, 1350, 1380, 1410, 1440, 1470, 1500, 1530, 1560, 1590, 1620, 1650, 1680, 1710, 1740, 1770
59の倍数:59, 118, 177, 236, 295, 354, 413, 472, 531, 590, 649, 708, 767, 826, 885, 944, 1003, 1062, 1121, 1180, 1239, 1298, 1357, 1416, 1475, 1534, 1593, 1652, 1711, 1770
共通の倍数として、初めて1770が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、30と59の最小公倍数は1770となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、30と59で同じ倍数を探し出せるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用できる、最小公倍数を発見できなくても大丈夫な方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=30\times 59\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
30と59の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=30\times 59\div 1=1770 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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