ここでは31と56の最小公倍数を求めるやり方を説明していきます。
最初に答えを言うと、31と56の最小公倍数は1736です。
どのような計算で最小公倍数である1736を求めるのか。
その計算過程を解説していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
31と56の最小公倍数
31と56の最小公倍数は1736である
31と56の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を算出するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1736を算出するためには、3つのStepをしなければなりません。
- 手順131の倍数を求める
最初の手順として31の倍数を計算します。
31の倍数:31, 62, 93, 124, 155
- STEP256の倍数を求める
手順2として56の倍数を算出します。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- Step331と56の倍数で同じ数字が出るまで計算する
31の倍数:31, 62, 93, 124, 155, 186, 217, 248, 279, 310, 341, 372, 403, 434, 465, 496, 527, 558, 589, 620, 651, 682, 713, 744, 775, 806, 837, 868, 899, 930, 961, 992, 1023, 1054, 1085, 1116, 1147, 1178, 1209, 1240, 1271, 1302, 1333, 1364, 1395, 1426, 1457, 1488, 1519, 1550, 1581, 1612, 1643, 1674, 1705, 1736
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280, 336, 392, 448, 504, 560, 616, 672, 728, 784, 840, 896, 952, 1008, 1064, 1120, 1176, 1232, 1288, 1344, 1400, 1456, 1512, 1568, 1624, 1680, 1736
共通の倍数として、初めて1736が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、31と56の最小公倍数は1736となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を求める方法
最小公倍数を求めるときには、31と56で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつも簡単に発見できるわけではありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を説明していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で計算することができます。
$$最小公倍数=31\times 56\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
31と56の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=31\times 56\div 1=1736 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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