今回は33と65の最小公倍数を求める計算について紹介します。
答えを先に言ってしまうと、33と65の最小公倍数は2145です。
どのような計算で最小公倍数である2145を求めるのか。
その計算過程を説明します!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
33と65の最小公倍数
33と65の最小公倍数は2145である
33と65の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である2145を求めるためには、3つの手順を計算する必要があります。
- STEP133の倍数を求める
まずは33の倍数を計算します。
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165
- 手順265の倍数を求める
手順2として65の倍数を計算します。
65の倍数:65, 130, 195, 260, 325
- STEP333と65の倍数で同じ数字が出るまで計算する
33の倍数:33, 66, 99, 132, 165, 198, 231, 264, 297, 330, 363, 396, 429, 462, 495, 528, 561, 594, 627, 660, 693, 726, 759, 792, 825, 858, 891, 924, 957, 990, 1023, 1056, 1089, 1122, 1155, 1188, 1221, 1254, 1287, 1320, 1353, 1386, 1419, 1452, 1485, 1518, 1551, 1584, 1617, 1650, 1683, 1716, 1749, 1782, 1815, 1848, 1881, 1914, 1947, 1980, 2013, 2046, 2079, 2112, 2145
65の倍数:65, 130, 195, 260, 325, 390, 455, 520, 585, 650, 715, 780, 845, 910, 975, 1040, 1105, 1170, 1235, 1300, 1365, 1430, 1495, 1560, 1625, 1690, 1755, 1820, 1885, 1950, 2015, 2080, 2145
共通の倍数として、初めて2145が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、33と65の最小公倍数は2145となります
以上のように、最小公倍数を求められます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を求めるためには、33と65で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
毎回簡単に見つかる保証はありません。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を紹介していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=33\times 65\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
33と65の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=33\times 65\div 1=2145 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
\ おすすめの参考書! /
最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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