今回は37と54の最小公倍数を求めるための方法を解説します。
先に結論を書くと、37と54の最小公倍数は1998です。
ではどうやって最小公倍数である1998を求めるのか。
そのやり方について説明していきます!
正解はどっち?
96と64の最小公倍数は?
37と54の最小公倍数
37と54の最小公倍数は1998である
37と54の倍数、最小公倍数をまとめると下記の図のようになります。
では、具体的に最小公倍数を導き出すSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である1998を導き出すためには、3つのStepを計算する必要があります。
- 手順137の倍数を求める
最初の手順として37の倍数を導出します。
37の倍数:37, 74, 111, 148, 185
- ステップ254の倍数を求める
次に54の倍数を導き出します。
54の倍数:54, 108, 162, 216, 270
- ステップ337と54の倍数で同じ数字が出るまで計算する
37の倍数:37, 74, 111, 148, 185, 222, 259, 296, 333, 370, 407, 444, 481, 518, 555, 592, 629, 666, 703, 740, 777, 814, 851, 888, 925, 962, 999, 1036, 1073, 1110, 1147, 1184, 1221, 1258, 1295, 1332, 1369, 1406, 1443, 1480, 1517, 1554, 1591, 1628, 1665, 1702, 1739, 1776, 1813, 1850, 1887, 1924, 1961, 1998
54の倍数:54, 108, 162, 216, 270, 324, 378, 432, 486, 540, 594, 648, 702, 756, 810, 864, 918, 972, 1026, 1080, 1134, 1188, 1242, 1296, 1350, 1404, 1458, 1512, 1566, 1620, 1674, 1728, 1782, 1836, 1890, 1944, 1998
共通の倍数として、初めて1998が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、37と54の最小公倍数は1998となります
以上のように、最小公倍数を計算できるのです。
少ない計算で最小公倍数を計算する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、37と54で同じ倍数を発見できるまで、倍数を確認していく必要があります。
同じ倍数は見つからないことが時々あります。
そんなときに活用していただきたい、最小公倍数を探さなくても求められる計算方法を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で算出できます。
$$最小公倍数=37\times 54\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
37と54の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=37\times 54\div 1=1998 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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