今回は3と56の最小公倍数を求める計算について紹介します。
結論だけ言うと、3と56の最小公倍数は168です。
どのようにして最小公倍数である168を求めるのか。
その計算過程を解説していきます!
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3と56の最小公倍数
3と56の最小公倍数は168である
3と56の倍数、最小公倍数をまとめて図にしたのでご覧ください。
では、具体的に最小公倍数を計算するSTEPを見ていきましょう。
最小公倍数の求め方
最小公倍数である168を計算するためには、3つの手順を実施していく必要があります。
- Step13の倍数を求める
手順1として3の倍数を求めます。
3の倍数:3, 6, 9, 12, 15
- ステップ256の倍数を求める
ステップ2として56の倍数を導出します。
56の倍数:56, 112, 168, 224, 280
- STEP33と56の倍数で同じ数字が出るまで計算する
3の倍数:3, 6, 9, 12, 15, 18, 21, 24, 27, 30, 33, 36, 39, 42, 45, 48, 51, 54, 57, 60, 63, 66, 69, 72, 75, 78, 81, 84, 87, 90, 93, 96, 99, 102, 105, 108, 111, 114, 117, 120, 123, 126, 129, 132, 135, 138, 141, 144, 147, 150, 153, 156, 159, 162, 165, 168
56の倍数:56, 112, 168
共通の倍数として、初めて168が出てきましたね。
これが最小の公倍数なので文字通り最小公倍数となります。以上より、3と56の最小公倍数は168となります
以上のように、最小公倍数を計算できます。
少ない計算で最小公倍数を算出する方法
最小公倍数を基本的な方法で求めようとすると、3と56で同じ倍数が見つかるまで、倍数を確認していく必要があります。
いつもすぐ見つかるとは限りません。
そんなときに試していただきたい、最小公倍数の簡単な求め方を解説していきます!
最大公約数から最小公倍数を求める
最小公倍数は以下の式で求めることができます。
$$最小公倍数=3\times 56\div 最大公約数$$
実際に計算してみましょう。
3と56の最大公約数は1です。
つまり、最小公倍数は下記のように計算できます。
$$最小公倍数=3\times 56\div 1=168 $$
基本的な方法より、簡単にもとめることができました!
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最小公倍数をもっと知ろう!
最小公倍数は分数の通分でも使うのでしっかり理解しておきましょう。
「そもそも最小公倍数を求めるのが苦手!」そんな方は、「最小公倍数の求め方」が参考になります。
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